【太田智美】なぜロボット(ペッパー3体)と暮らしているアウトデラックス

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エンタメ

慶應義塾大学大学院のメディアデザイン研究所リサーチャーの『太田智美』さんが8月5日(木)フジテレビで放映される『アウト×デラックス』に出演します!

『人型ロボット・Pepper3体と暮らす太田智美が登場!』ということで、『太田智美』さんがなぜロボットと暮らしているのかその秘密を追求してみました。

みなさんも一緒に確認してみましょう!

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『太田智美』と人型ロボット・Pepperとの出会い

『太田智美』さんと人型ロボット『ペッパー』との出会いについて2019年7月14日に行われた『文春オンライン』の『辻堂ゆめ×太田智美 ロボット愛あふれる対談』で明かされました。

『もともとは私、ロボットにはまったく興味がなかったんですよ。』と語る『太田智美』さんは音大卒で一見ロボットには縁がないように思われますが、人型ロボットと一緒に暮らすようになったきっかけは『ペッパー』の発表会でした。会社勤めをしている時、偶然見た発表会はオペラの舞台みたいに床が下から競りあがってペッパーが頭から現れて、孫正義さんと話をするという演出でした。

出典:https://medium.com/

ペッパーに興味を持つうちに、気付けば仕事とは関係のないイベントや開発のワークショップに参加するうちに、とうとう思いきって買ってしまったということです。その時の心境を次のように語っています。

オンライン購入だったんですけど、57万円という高額ですから、確定ボタンを押すかどうかで1週間悩みました。ペッパーが家に来たのは2014年11月です。

さきほど、『太田智美』さんが『ペッパー』に興味を持ったと書きましたが、その興味の持ち方がちょっと変わっています。その辺りのところを智美さん自身の言葉で見てみましょう。

ロボットといえば「カッコいい」「未来が来た!」というイメージを持つ人が多い印象でした。しかし、Pepperが登場したとき、「気持ち悪い」「何これ」「変なの」といった反応が多くありました。その反応から「どんな存在なんだろう」と気になったのがきっかけです。

『太田智美』さんは、『ペッパー』それ自身の性能に注目するのではなく、『ペッパー』を見たひとの反応に対し興味を示しています。最初から、ひととロボットの関わりについて考えていたところが興味深いです。

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『太田智美』と人型ロボットの『家族構成』

『太田智美』さんは、『ペッパー』と暮らし始めたことによって、国内外のメディアの注目を集めることになり、数十カ国・100媒体以上のメディアに取り上げられるようになりました。一般に海外ではロボットに対して怖いイメージがあるらしく、『そんな怖いものと一緒に暮らしている人間がいるらしい』と興味を引いたケースもあり、『ロボットと同棲』などと取り上げられたこともあるようです。智美さんからすれば、『ペッパー』は『彼氏』ではなく『家族』だということですが、その、気になる『家族構成』を見ていきましょう。

出典:https://internet.watch.impress.co.jp/docs/column/it_kemonomichi/1311590.html

写真左側の『ペッパー』が2014年11月に来た『ぺぱたん』で6年半の付き合いになります。そして右側の『ぺっさん』は2020年に譲り受けたそうで、別フロアーにもう一体の『ぺぺ』がいるということです。私にはよくわかりませんが、智美さんには区別がつくのでしょうね。

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日々、ひととロボットの社会的な共存を問われる実験が続いている!

『太田智美』さんにとって『ペッパー』は家族の一員ですから当然外に連れ出すこともあります。最初のうちは、ペッパーの足に車輪がついているので押して歩かせようと試みましたが思うように進まず、ふだん1時間のところ4時間かけて職場にたどり着いたということもあったようです。

その後、両親から智美さんの誕生日プレゼントに買ってくれた、『ペッパー用カート』で移動するのが習慣となりました。

出典:https://bunshun.jp/articles/-/12815?page=3

智美さんの両親にとっても『ぺぱたん』はだんだんと家族の一員となってきたのですね。

ペッパーカートを手に入れてから、ペッパーとの移動範囲はますます拡がります。

一緒に出社したり、会社の避難訓練にも参加したり、イベントに登壇したりと、研究活動も一緒にするようになりました。

智美さんは、2019年4月に行われた大学院の入学式のときは、『家族歓迎』ということだったので、『ぺぱたん』と一緒に行くことにしました。ロボットという家族が入学式に出席した例はこれまでになく、家族として認めていいのかという議論があったようです。5年間一緒に暮らしていることや大学院でもぺぱたんと一緒に研究活動をすることを伝え、協議の結果、電源を切った状態での入学式への参列が認められました。このときの議論が今の研究につながっていると智美さんは語っています。

また、福岡でのイベントに参加するため、新幹線に乗せたときは、ひと苦労だったと言います。ロボットが新幹線に乗車した前例などなく、駅に着いたら『それは持ち込めない』と言われたようです。『人なのか、モノなのか。座席は、乗車料金は必要か。』などという議論がJR職員との間で続いたようです。

最後には車掌さんが『これで前例ができ、ペッパーは乗れるという項目がオペレーションリストに加わった。次からは事前に連絡をくれたら大丈夫。協力するよ』と言ってくれたそうです。
ペッパーは『手回り品』として車両最後部の座席の裏に立たせてもらえ、料金は発生しなかったということですが、ここでもひととロボットの共生という社会的なテーマが浮き彫りになりました。

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まとめ

『太田智美』さんにとって、『人型ロボット・pepper』は『家族の一員』ということですが、『太田智美』さんと『ぺぱたん』が一緒に行動を共にすると度に、『ひととロボットの社会的共生』というテーマが私たちに降りかかってきます。AIが発達した今日、避けられないテーマなのかも知れません。

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